2007年 県執行部による「議員の質問」の制限についての申入れ

2007年9月19日

山形県議会議長
阿部 信矢 様

日本共産党山形県議団
団 長 笹山 一夫
副団長 渡辺ゆり子

 県議会は議会運営委員会の合意事項である「議会先例集」に基づき運営されてきました。ところが、今年の8月、当会派所属の渡辺ゆり子議員あてに、県執行部から事務連絡として「一般質問を行う場合の留意点について」なる文書(別添)が届けられました。
 その文面によると「原稿のとおり読んで」「質問の一部をやめて」など県民代表である県議を幼児とみなし、執行部の思い通りにコントロールし、議会の弱体化を意図したものといえます。
 首長と議員はそれぞれ住民によって直接選ばれるため、両者の関係は対等平等であり、相互に干渉を排除しつつ、適切なチェック・アンド・バランスをはかることによって、初めて公正な権限行使を保障されるものです。
 今回の事務連絡文書は、県執行部の議会運営に対する介入行為であります。
 議会に対して、事務連絡文書の撤回及び謝罪させることを要望いたします。

以上