2019年 米軍機と思われる爆音事案に関する申し入れ
2019年11月8日
山形県知事 吉村美栄子様
日本共産党山形県議団
団長 渡辺ゆり子
関 徹
貴職におかれましては、県民の安心・安全の確保にご精励されておられます事に敬意を表します。
さる9月18日20時頃、山形市上空を爆音とともに飛行物体が通過しました。
異様な爆音に市民から「なんだ」「何かあったのか」と不安の声がよせられました。
翌日、共産党県議団の問い合わせに県が東北防衛局に確認をしたところ、11月1日に東北防衛局は「本省に照会したところ、自衛隊機ではないとの回答があった。米軍機の可能性が高いと思われる」との回答があったとのことです。
今、米軍は、航空法や環境法令、警察権など国内法が適用されなく、訓練に関する情報も通報しない状況にあります。米軍の公表資料では、山形県上空を米軍機がピンクルート、グリーンルート、ブルールートとして通過することが想定されています。
昨年、全国知事会も関係する提言を行いました。県議団として下記の事を要請します。
- 米軍機による危険な低空飛行訓練等については行わないこと、当面、訓練ルートや訓練が行われる時期について速やかな事前情報提供を必ず行うことを国に求めること。
- 日米地位協定を抜本的に見直すことを国に求めること。