【12月29日】
2013年から2014年へ
めまぐるしい一年、豪雪、豪雨の災害対策、参院選挙、あっという間です。多くの方々の協力で議会内外の活動をすることができました。ありがとうございます。
新年は、さらに激動の年になりそうです。憲法改悪の動き、TPPや原発問題、消費税増税、社会保障改悪など安倍内閣の矛盾は深まるばかりですが、特定秘密保護法に対する闘いに見られるように多くの方々が怒りの声を上げ、変革のエネルギーをさらに増大させる勢いです。私も地方政治の県議会の場で県民の皆さんの怒りや要望を代弁して発信していきたいと思います。
2014年ともに前進し、良い年にしていきましょう。
【12月15日】
悪法「秘密保護法」撤廃の運動を
6日、民主主義を破壊するようなやり方で強行採決された「秘密保護法」ですが、7日の日刊「赤旗」では「安倍政権終わりの始まり」と表現しています。志位委員長は、「これだけ短期間にこれだけの人々が反対の声をあげた、これは平和と民主主義を求める巨大なエネルギーを日本国民が持っていることを証明するもの」「日本の未来への希望を感じる」と述べています。
国民の反対の声の広がりを恐れた安倍政権がとにかく早く成立させようとあせって急いだというのが本質ではないでしょうか。「戦争体制作りのため」との指摘、批判があちこちから出ています。
闘いはこれから、秘密保護法撤廃の運動をおおいに広げましょう。
【11月17日】
「秘密保護法案」反対の声を広げよう
最近参加した組合や団体の大会、総会などで、秘密保護法案に反対する特別決議が次々とあげられています。
法案の内容は、「特定秘密」と指定されればその情報を提供したり取得しようとしたりした者は罰せられる。周囲の人たちも調べられる。しかし、何が秘密かもわからない。まるで戦前の暗黒社会のよう。まさに国民の基本的人権を否定するものだと思います。
反対の声を広げましょう。
【11月2日】
自供対決が鮮明に 注目と期待
10月27日、大門みきし参院議員を迎えて国会報告とつどいが開かれました。
大門議員からは、参院選後の国会が様変わりしていること、特に他の野党が対決軸を示せない中で自供対決が鮮明になっている点が強調され、原発、消費税、憲法をめぐる安倍政権と世論の矛盾が語られました。
会場から質問が出され、また大門議員の「一緒に政治を変えましょう」の訴えに応えて入党される参加者も出ました。
日本共産党への関心と期待が高まっていることを実感しています。
【10月20日】
原発なくそう行動続けています
市内で週1回続けられている「しあわせの脱原発ウォーキング」は地道に継続され、私もできるだけ参加しようと努力しています。10月11日は、どしゃぶりでずぶ濡れになりました。でも開催されているやまがたドキュメンタリー映画際に訪れた海外関係者でしょうか、盛んな拍手やエールを送ってくれた方が何人かいました。粘り強いウォーキングが国際的にも少しはアピールできたかと思います。
パレード参加者はしずくをたらしながらもいい笑顔でした。
【9月29日】
消費税増税に女性の怒り
安倍政権が4月から消費税増税を何としても進めようとしています。これに対して、特に家計をあずかる女性たちの怒りの声が聞かれます。「社会保障にあてると言ったけど年金も介護も負担が増えるばかり、ウソツキ。収入が増えないのに増税されたら困る。」「大企業の復興法人税はやめるんだと。庶民には押しつけておきながら」などなかなか鋭い。「国会は何してるんだず。いつ開くんだ」の声が極めつけ。
消費税だけではありません。TPP、原発、憲法など議論しなければならない課題は山積のはずです。自民党が多数をとったからといって勝手に進めていいはずはありません。来月やっと国会が開かれます。「庶民の声を聞け!消費税増勢中止を」の声をともに広げましょう。
【9月15日】
秋の行動で悪政に立ち向かおう
参院選後、国民世論とのねじれがいっそう深まっています。
消費税増税、原発、憲法、TPP、オスプレイ配備、社会保障など。住民の方々からの不安や政権への様々な批判が聞かれます。
また、各団体の総会や集まりなどでも同様で、それぞれが秋の行動を企画し、運動を広げようという提起がなされています。
地方政治の場で、日本共産党の議員として働き時だと思っています。
【8月18日】
参院選躍進の力さらに
参院選で日本共産党は、3議席から8議席に増え、非改選とあわせ、11議席となりました。山形選挙区でも当選はしなかったものの前進することができました。ありがとうございました。
「質問時間も増えるし国会が楽しみね」「日ごろの活動が実ったんだよ」など様々な反応がかえってきます。 それと同時に何とか政治を変えてほしいという期待もひしひしと感じます。日本共産党の強みはなんと言っても国民とともに歩むところ。足元の山形からも草の根の運動の力を大きくしていきたいと思います。
TPP、原発、消費税、憲法と現在の政治は、国民世論とのねじれが存在しています。この矛盾の激化は、政治変革のエネルギーを大きくさせることに他ならないと思います。私も県政の場で、日本共産党の議員として、これらの情勢を見据えて、議会内外の活動に取り組んで行きたいと思います。
【7月7日】
参院選始まる
県議会6月定例会は7月3日までで、4日からは参院選公示で21日投票をめざして選挙戦がはじまりました。都議選では、日本共産党の議席が8から17へ倍増です。25歳の女性や31歳の男性も当選者に含まれており、自民党への批判票の受け皿になったと報道されています。
ぶれずに筋を通し、対案を政策として示す日本共産党が注目されていると感じます。私も大いに政策を訴えて候補者とともにがんばりたい。
【6月16日】
感動あふれる母親大会
6月9日に県母親大会に参加しました。午前の分科会は、特別講座「いま憲法が危ない。若い人たちに渡そう世界に誇れる日本国憲法」に参加。講師の鹿野文永元宮城県鹿島台町長(憲法9条を守る首長の会副会長、脱原発をめざす首長の会)の熱意と行動に感動しました。
東北各県に足を運び、「会」を広げるため行動し、首長は住民の命や安全を第一に考える仕事であり、原発をなくすことや憲法9条を守ることにつながっていると熱く語る姿は参加者を励ましました。午後の全体会の記念講演と文化行事も憲法9条や基本的人権・生存権につながる内容でした。
そして「原発はいらない」「TPP交渉参加反対」「憲法9条と手続き規定の96条改正反対」「橋下大阪市長の『慰安婦』発言の撤回と公職の辞任を求める」の特別決議、緊急特別決議を採択しました。
県内各地の女性が交流する熱気あふれる大会となり、来賓の吉村美栄子知事のあいさつもおおいに参加者を激励しました。
【5月26日】
橋下発言に怒り
維新の会代表でもある橋下徹大阪市長の「慰安婦は必要だった」発言が国内外から批判をあびています。「慰安婦」というのは日本がつけた一方的な呼び名であり、真実は性奴隷にされた被害者です。人権問題に他なりません。怒りをもって抗議します。
さらに腹だたしいことは、安倍首相が「野党の党首の発言だから」の態度だったことです。そこには、かつて日本がアジアの国々を侵略したことを認めたくない態度、歴史認識の問題があります。
ここ数日、特に女性の方々から多くの反応があります。「橋下発言は女性だけでなく男性も貶めるものだ」「橋本さんは自分のお母さんや子どもが被害にあったらと想像できないのだろうか」「日本の国益を損なう発言だ。恥ずかしい」「憲法改悪の動きと一体だ」などなど。発言だけでなく、抗議行動をした方もいます。私も街頭宣伝で訴えました。
今後も過去の歴史をしっかり学びつつ、未来に向かっていきたいと思っています。
【4月28日】
忘れてならない原発問題
大震災・原発事故から2年以上たつのに福島原発では2度の停電、汚染水処理の深刻化など収束とは程遠い現実が続いています。それなのに原発を再稼動させようとする政府の姿勢は、国民世論に反するものです。
3月15日は原発避難者を支援する「何でも相談会」実行委員会の方々が県に要請を行い同席しました。見通しが持てるような借り上げ住宅の長期延長や住み替えの課題、就学援助や雇用、健康への不安など相談会で出されたさまざまな声が紹介されました。
地震国の日本のこの現実、反原発は国民全体の課題です。胸に刻みながらともに「原発なくそう」の声を上げ続けようと思います。
【4月14日】
真室川町議選、みごと第2位で当選
真室川町議選が3月24日投票で行われ、日本共産党の平野勝澄候補がみごと第2位で当選しました。初めての日本共産党の議席で、山形市からの移住立候補でした。周囲も本人もびっくりするような支持の広がりです。
それだけ住民の方々の期待が大きかったことを示すものに他なりません。住民のみなさんの声を聞き行政に届け、福祉灯油を実現するなど、地道な活動展開が町民の心に届いたものと思います。
私が応援に行ったのは、21日で吹雪の日でした。それでも訴えると耳を傾けて戸口で聴いている人の姿がありました。
政治に住民の声をまっすぐ届け、ともに実現のためにがんばるのは日本共産党の立党の精神です。夏には、参院選があります。ここ山形からも、国政の要求実現に向けてさまざまな活動を広げて生きたいと思います。
【3月24日】
高齢者自身が担い手
13団体の実行委員会による第1回県高齢者大会が9日、山形市であり、私も参加しました。学びの講演や介護の実体験の講談など笑いあり涙ありの元気が出る集会でした。
それにしても会場の遊学館は参加者いっぱいで、関心の高さが感じられます。強調されたのは「当事者である高齢者自身がいきいき人生を送れる社会をつくろう」という思いです。
県は新年度、吉村美栄子知事を本部長として、健康で安心して住み続けることができる山形県をめざし、県民運動を展開するとしています。高齢者自身が大いに声をあげ、参加し、若い世代ともつながって地域社会づくりの運動を広げることが重視される時代になっていると強く感じました。
【3月10日】
豪雪による災害救助法適用
先月、尾花沢市と大石田町に、大雪のため災害救助法が適用されました。要援護者世帯にかかる雪下ろしなどの救助費用について国と県が負担します。
ちょうど一年前の県議会の予算特別委員会で「災害救助法適用の基準をつくれ」と質問し、県はそれを受け、昨年末に適用基準を定めていました。その背景には、昨年まで2年続きの豪雪で、県内の日本共産党の地方議員が雪対策で奮闘し、ともに県に申し入れたということがあります。
県は豪雪対策の市町村交付金の創設と災害救助法適用で県民生活を守る姿勢を示しました。法適用は県内初ですが、おそらく東北でも初めてだと思います。
住民要望実現に力を尽くす地方議員の姿を、ぜひ知っていただきたいと思います。
【2月24日】
家計をあっためてこそ
2月16日、2013年春闘学習講演会に参加しました。題して「賃上げこそデフレ脱却のちから」、ほんとにそのとおりです。大企業は巨額の内部留保を積み上げたのに労働者の賃金は10年以上下がり続けて不況が続いている。世界でも異常な国が日本です。12日、日本共産党の笠井亮議員が予算委員会でこの問題と追及、安倍首相がこれを受け、経団連会長「業績が改善している企業の報酬引き上げをぜひお願いしたい」と要請しました。
安倍首相はインフレ目標ではなく、賃上げ目標を持つべきだと私は思います。消費税増税などもってのほかです。国民所得を挙げることが不況打開の道です。日本共産党は2月14日、働くみなさんへのアピール「賃上げと安定した雇用の拡大で暮らしと経済を立て直そう」を発表しました。おおいに訴えたい。
【2月10日】
社会を変える女性の力
毎年注目されている、各国の男女間格差を示す「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は昨年、世界135カ国中、101位でした。前年(98位)よりさらにランクを下げ、政治・経済参加の遅れが目立つと指摘されています。日本の現状において、家事・育児・介護など、まだまだ多くは、女性の肩にのしかかっているのではないでしょうか。もっともっと、女性の様々な分野での参加、社会を変える力の発揮が必要とされていると痛感します。
その点からも、福島のお母さんたちをはじめとして、「原発なくそう」と声をあげ、若い女性の関心や運動が広がっていることには、おおいに励まされます。
私も、様々な分野の女性たちと思いを共有し、ともに前進していきたいと思っています。
【1月13日】
ベアテさんと日本国憲法
昨年暮れ、ベアテ・シロタ・ゴードンさんが亡くなられたニュースが流れ、山形で講演されたときを思い出しました。戦後の日本国憲法の草案に関わった方で、当時の様子を熱く語られていました。
ベアテさん自身が日本で10年間過ごし、日本の現状をよく知っていたこと。女性の地位向上の分野を担当して奮闘したこと。それぞれの分野で、国際的に当時の最高水準の憲法になるよう資料を集め持ち寄り、日本の現状とあわせ議論を重ねた日々だったことなど、話されたのが印象に残っています。
総選挙後、自民党政権になり、「国防軍」や「憲法改正」などの言葉がとびかっていますが、狙いは「戦争できる国」に他なりません。戦前からの平和と民主主義を求める運動は、戦後「二度と戦争しない」との日本国民の思いを込めた平和条項などに結実しました。まさに、「紛争の解決は平和的に外交交渉で」が世界の流れになりつつあります。
先駆的な日本国憲法をみんなで学び、話し合い、使っていこうではありませんか。