【12月6日】

学生支援プロジェクト

 コロナ禍のもとで、民青や有志の方々が米沢市や山形市で学生への食糧支援を行っています。11月14日開催の学生への食糧支援活動の現場を見に行ってきました。学生が米や野菜、日用品を「助かります」などと語って次々と受け取っていきました。
参加した学生の中には「学部進学でアパートを転居しなければならない。オンライン授業であまり大学にも通えず、家賃がもったいなかった」と話す方もいました。

 こういった学生の中からも何かやりたいと自らスタッフ参加を申し出る人もいるとのことです。
支援活動の場には、交流の暖かい空気が流れていました。高い学費や生活費を稼ぐためのアルバイトもままならない現実。 若者が希望をもって学び、生活していけるような社会、政治の実現を!

【10月25日】

コロナ下の女性たち

 9月県議会の準備をする中で、新型コロナの影響による負担がより女性に集中していることを改めて実感しました。
内閣府は、「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」を設置し、9月30日に第一回研究会が開催されました。
10人の委員の中には、全国知事会の推薦で、松田明子県子育て若者応戦部長が参加しています。厚生環境常任委員会で「施策に反映させていけるよう地方の実情、声をしっかり届けて、いきたい」と答えています。

 私自身も数少ない女性県議として、 実情や声を把握し、届けるとともに、女性に負担が重くなるような産業構造や社会、政治のあり方について、今まで以上にもの申していかなければと思ったところです。

【9月13日】

安倍首相辞任の反応

病気が理由の辞任に、「しかたないけど、モリカケ疑惑やさくらを見る会、うやむやにしないでほしい」とか「アベノミクスは失敗だ。暮らしは良くならないし、格差が広がったんじゃないの」などの反応がみなさんから返ってきます。

 自民党支持の人の反応にも「このままでは?」と疑問符が付きます。
7年8か月の安倍長期政権でしたが、多くの方が変化を求めていることは実感できます。
「総選挙が近いのかもしれないので頑張って」と激励も受けました。期待に応えられる市民と野党の共闘のために力を尽くします。

【8月23日】

戦後七五年 思うこと

8月6日、9日、核兵器廃絶求める署名行動、そして15日は、市議団とともに街頭宣伝を行いました。多くの戦争犠牲者を出した日本ですが、先の戦争がアジアへの侵略戦争だった事実は曲げられません。戦後の日本は、その反省と教訓のもとに9条を含む平和憲法を制定し、二度と戦争を引き起こさないと宣言して再出発したのです。しかし近年の安倍政権はどうでしょう。憲法の理念に反するような「敵基地攻撃能力」の保持まで言及しています。

唯一の被爆国でありながら核兵器禁止条約に背を向けています。恥ずべきことです。
軍事費は、五年続けて拡大していますが、コロナ対策や災害対策に回せの声が高まり、支持率が低下して政権は末期症状を呈しています。早期に安倍政権を退陣させ、平和憲法の理念が生かせる政治、社会を実現させましょう。市民と野党の共同を広げましょう。

【7月20日】

国の政策転換こそ

 女性たちの会話です。「コロナ対策で、国の対策がアベノマスクや給付金など遅れるしパッとしない」「各自治体の長が頑張ってるね。県も独自の予算を出したし」「でも、このお金(国の交付金)、結局は借金なんでしょ。国の税金の無駄遣いはやめてほしい。イージスアショアは中止になったけど、沖縄の米軍基地建設やアメリカからの武器の爆買いなんて必要ない」

 このコロナ禍で弱肉強食の新自由主義の誤りが明らかになってきました。「国民の命や暮らしを守り、社会保障を充実させる政治を」の思いをともに語り合い、つくっていきましょう。

【6月14日】

学校再開 子どもたちは

休校していた学校が再開しました。友達や先生に会えるのを楽しみに登校している子どもたちですが、一方で「学校に行きたくない」「勉強が不安」などの声が保護者を通じて聞かれます。新型コロナによってかつてない不安やストレスを抱えているようです。まずは、家庭も学校も社会も、この子どもたちを受け止め、学びに向かえるよう環境を整えなくてはなりません。

日本共産党は、6月2日「子供たちの学び、心身のケア、安全を保障するために」と題した学校再開にあたっての緊急提言を発表しました。 その内容は、
〇教員10万人増などの教育条件の抜本的整備
〇子どもの実態に応じた柔軟な教育のために学習指導要領の弾力化を、などが盛り込まれています。

コロナ対応で身体的距離の確保が求められていますが、少人数学級を進めていくことの重要性が改めて浮き彫りになっていると思います。

【5月17日】

「命を守る」を最優先に

 新型コロナウィルス感染症対応で見えてきたのが防止対策や医療供給体制の課題です。 マスク・防護服・フェイスシールド・消毒薬などの不足、人工呼吸器やエクモなどの資機材の不十分さ、感染症病棟の整備、医師、看護師、医療関係の技師、保健所や衛生研究所の人員配置など解決しなければならない課題が山積されています。

 特に医療機関の役割は大きいものがありますが、これまで国の医療費抑制政策の下で、病床を減らし、医療従事者の増員もままならない状況が続いてきました。 医療現場からは、通常でもギリギリなのにコロナ対応を迫られ、必死に奮闘する様子や国、自治体への要請が届けられています。

 現状は、医療現場で働いている人の誇りや使命感に支えられているといっても過言ではないと思います。 誰もが安心して医療が受けられる体制を国民は望んいます。「命を守る」を最優先に、予算も人も重点投入を!

【5月3日】

政治を動かす国民世論

新型コロナウィルス感染が広がり、外出も人に会うのも思うようにならず暗い気持ちになっている方も多いのではないでしょうか?でも政治の場では、国民や県民世論の力強さを実感する日々です。実現した一人十万円の給付は、共産党を含む野党が一致して要求してきたことでした。

県庁でも減収になった労働者や中小企業、 各種団体の皆さんの声が多数寄せられています。そして最前線で働く医療機関や公務の現場での奮闘、ライフラインを支える方々からの切実な訴え、それらが反映され、毎日のように国から通知が送られ、変化しています。このことをぜひ知ってほしいと思います。

心を強く持って、一人一人ができることを実践し、直接会えなくても様々な手段で人とつながり連帯する力を大きくしましょう。連休中は、学んだり考えたりできる機会でもあります。
働き社会を支えている方々に感謝しながら心の栄養補給を!

【4月12日】

3/11忘れない

 震災・原発事故避難者のための「何でも相談会実行委員会(外塚功実行委員長)」が、「相次ぐ大規模な自然災害から住民の安全を守る防災対策を求める要請」を県に対して行い、私も同席しました。要請の内容は、被災者支援の拡充、防災にかかわる行政体制の強化、水害防止、土砂災害防止対策の強化です。

 この日は、2011年の震災、原発事故から9年目、県議会の各常任委員会でも黙とうしました。
近年、大規模災害が続いています。 誰もが被災者になる可能性があることを私たちは、考えなければいけないと思います。

それを教訓に!

県へ要請書を手渡す外塚実行委員長


【3月24日】

介護不安が増すばかり

 介護保険が導入されてから20年になりますが、ある事業所の方の「介護保険の制度がだんだん悪くなっていくように感じる」という言葉が重く響きます。「ヘルパー派遣中心の小事業所は、単価が安くて続けられない状況がある」「利用者さんのなかには、実際介護度が軽く認定されている方がいる」との話も聞きました。

 国も自治体ももっと人や予算を確保して安心して介護を受けられるようにしてほしいとして「安倍政権には期待できない、早くやめてもらいたい。」と語っていました。

 負担増と給付抑制が進む介護現場で住民を苦しめる矛盾が大きくなっています。しかし、今、政府が打ち出しているのは全世代型社会保障という耳ざわりの良い言葉です。その内容は、自己責任を強調し、世代間対立をあおり、全世代を対象に社会保障を切り捨てていく方向です。やっぱり政治変革しかありません。憲法25条を実行する政府・政権をともに作りましょう。

【2月9日】

党大会に参加して

 1月14日から18日まで、第28回日本共産党大会に参加しました。
参加しての感想は、何と言っても全国で市民と野党の共同の様々な形態を取っての進化を実感したことです。他の野党やゲスト、団体からのあいさつ、そして各地の代議員の発言からも数年前には考えられなかったような共闘の発展が語られました。そのどれもが、現在の安倍政権国民の声を無視した政治に対して怒り、力を合わせて政治変革をめざす方向や運動、活動への意気込みが感じられ、胸を熱くしました。

 また、今度の大会では、綱領改正が提案されましたが、それに関わって、気候変動や核兵器禁止条約、ジェンダー平等など国際情勢や現状を大きな観点から把握し、未来社会への展望を提起し議論しました。日本共産党は進化しています。

【1月5日】

2019年から2020年へ

 地方選挙、地震災害、参院選、台風被害、消費税増税など大きな変化が次々と起きた2019年でした。また、「桜を見る会」をめぐっては、安倍首相自身の責任が問われるゆるがせにできない問題です。全国の中でもジャパンライフの詐欺被害者が多いと指摘されている山形県ですが、国民の前で説明できずに逃げ、ゴマカシを重ねる安倍首相には退場してもらおうではありませんか。

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 2020年は、地方政治でも国会でも「暮らしと福祉を最優先に」の声をさらに広げていく年にしたいと思います。市民と野党の共闘は、参院選山形選挙区で芳賀道也参議院議員を誕生させましたが、さらに政党間や市民団体のとの協議が続けられています。山形でもこの流れを大きくするために力を合わせましょう。

 2019年、議会内外の活動へのご支援、ご協力ありがとうございました。新しい年2020年も県政に暮らしの実感を届けて頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。