【11月21日】
総選挙を終えて
衆議院解散からあわただしく実施された総選挙。県議会の決算審査と重なりましたが、主に日本共産党の政党カーで県内1区、2区内を党の政策を訴えるとともに野党統一候補勝利に力を合わせていることを伝えました。
散歩の途中で足を止めて聞いてくれた方、わざわざ車の中から大声で激励してくれる人、明らかに他党支持者と思われる人から「共産党ガンバレ」と声をかけられるなど今までの選挙ではあまりなかった反応がありました。対話では、「野党統一になってほんとによかった。そうしないと自公政権は変わらない」の声が少なからずありました。「市民と野党の共闘」が隅々まで浸透するには、時間が足りませんでしたが、深部では確実に変化が始まっています。
11月3日には、比例東北ブロックで7選を勝ち抜いた高橋ちづ子衆院議員が山形市内で街頭演説を行いました。選挙での支援にお礼を述べ、公約実現への決意と国会で63本もの野党共同提案を出してきた共闘の力への確信を力強く訴えました。そして、来年の参院選での支援も呼びかけました。総選挙でのご支援、ご協力についてあらためて感謝申し上げるとともに、いただいた皆さんの激励に応えられるよう引き続き力を尽くしてまいります。
【10月24日】
投票に行こう
10月19日、総選挙(衆議院選挙)が公示されました。コロナ禍で格差と貧困がさらに広がっています。6月議会に前後して多くの方々、特に影響を受けた医療、介護、保育、教育などのケアの現場から、そしてひとり親家庭や非正規労働者、学生、中小事業者や農業者から自治体や国に対し支援や対策強化、予算措置を求める声が上がりました。
しかし、野党が国会開会を要求したにもかかわらず、自民党は6月半ばから国会を開かず、総裁選に突入しました。憲法違反に他なりませんし、国民の声にも応えていません。
現行選挙制度の下、自民党は約25%の支持でも支持率以上の多くの議席を得て政権についています。野党は、今回初めて政権合意のもと、自公政権を倒し新しい政治を作ろうと取り組んでいます。日本共産党は、そのために多くの努力をしてきました。総選挙では、新しい政治を作るため、ぜひとも投票へ行こうではありませんか。
【9月26日】
総選挙近し
菅首相が辞めることになりました。国民に追い詰められての政権投げ出しにほかなりません。
9月8日、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」は、「野党共通政策の提言」を発表。日本共産党、立憲民主党、社会民主党、れいわ新撰組の野党党首が共通政策に合意しました。提言は、「総選挙で野党協力を広げ、自公政権を倒し、新しい政治を実現することは、・・・・市民の命を守るために不可欠」と強調しています。
県政では、政府の姿勢が変われば県民要望が実現するのにと感じることが多くあります。総選挙は絶好の機会です。日本共産党は、「なにより、いのち。ぶれずにつらぬく」を訴えています。
【6月20日】
消費税減税は総選挙の大争点
6月5日、消費税廃止各界連絡会主催の学習講演会が山形市内でありました。講師は、日本共産党の大門美起史参院議員です。消費税(付加価値税)や税制の世界の動き、そして国会論戦で浮き彫りになった菅政権の本質などが参加者に良く伝わったと思います。
コロナ禍で富める者はより富み、貧者はより貧しくなっている現状は、やっぱりおかしい! 総選挙勝利で税金の集め方、使い方を改め、格差是正をさせよう!
そのためにも消費税減税の訴えをもっと広くしなければと思いました
【5月30日】
女性の政治参画
日本のジェンダーギャップが大きな問題となっていますが、国会では超党派の「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」が法改正をめざしています。
次期衆院選での日本共産党比例代表候補者の女性割合は54%になっています。政府与党の自民党、公明党は、女性割合が低いと指摘されてきましたが、今度はどうでしょうか?女性議員や多様な意見を持った議員が増えるような制度や環境整備が求められていると思います。
総選挙では、どの政党、候補者がこの課題で真剣に取り組んでいるのかよく見極めてください。
【4月25日】
ケア労働者の声を聞け
コロナ禍で医療、介護、保育、教育現場など人と接する職業の人たちに私たちがどれだけ世話になっているか、また加えて清掃や配達など生活に欠かせない労働に社会が支えられているか、実感する日々です。
以前からケア労働がギリギリの人員で行われ、低賃金なこと、処遇改善を訴える声があり、議会でも取り上げてきました。全国的な課題ですが遅々として改善されません。これらは、女性労働者が多い職場ですが、その背景には、ケア労働を専門職として位置づけない、女の家事労働の延長との見方があるのではないでしょうか。
しかし、今後の社会を考えた時に現状のままでやっていけるのでしょうか?税金の使い方も含めて従来の政治の変革が迫られていると思います。岡野八代さん(同志社大学教授)は、「生活のなかにこそ政治がある」「ケア労働を政治を見直すきっかけに」と述べています。私自身も学び、どう実践していくか考えたいと思います。
【4月4日】
国際女性デーに思ったこと
3月8日は国際女性デーでした。 県議会開会中で集会には参加できませんでしたが、思いは共有しています。女性蔑視発言への怒り、や社会構造そのものへのダメ出しが次々と出ています。日本のジェンダーギャップも問題視されています。なぜこんなに遅れているのでしょう。本気で政策推進をしてこなかった政治の責任が大きいのではないでしょうか。
誰もが違いを認め尊重しあえるような社会、政治をともにつくっていきましょう。ブレーキをかけている自公政治を転換させましょう。
【3月28日】
地方議員の力
県議会開会期間中の休日に、日本共産党の村山地区の党会議、山形県の党会議がありました。いずれも活動のまとめや方針を決める年一度の会議です。
会議の中では、県内各地のコロナ禍での相談活動や住民要望実現に奮闘する地方議員の発言が感動的でした。国の支援金や補助金の活用をはじめとして自治体独自のコロナ禍のもとでの業績不振に陥っている業者への支援の実現、国保税引き下げや学校給食の無料化実現の話などどれも地域で信頼され政治を動かす力となっている様子が伝わってきました。 市町村議員の活動に私の県議としての活動も励まされています。さらに連携の力を強めなければとあらためて思ったところです。
今年は鶴岡市と酒田市の市議選があります。「何としても全員勝利を」の決意を込めて、目標や方針を決めました。そしてまた、今年は総選挙が必ずある年でもあり、その勝利をめざす活動と一体で、議会内外でがんばりたいと思います。
【2月14日】
次は総選挙
知事選では県政のコロナ対策を評価する一方、菅政権に対する不満や批判を多く聞きました。国民に冷たい読み上げ答弁、政治とお金の問題、学術会議会員の任命拒否問題など、自民党推薦候補には大きな逆風になったことは間違いありません。
10月までには必ず総選挙が行われます。この力を国政へ・・・・・。野党連合政権をつくりましょう!日本共産党は比例東北ブロックで2議席を、小選挙区は3区の梅木たけし予定候補を含め野党統一候補の実現、勝利をめざします。
【1月1日】
2020年~2021年へ
豪雨災害や新型コロナウィルス感染症対応に迫られた2020年、国への対応も含め県議会で臨時会の開催や補正予算の追加がこれほど多く行われた年はありません。
7月豪雨で浸水被害を受けた方やコロナ禍で苦しむ小規模事業者、ひとり親家庭など多くの方々の話を聞きました。
中でも使命感を持って医療、介護の現場で働いている皆さんの話からは切迫感が伝わってきました。
みなさんの声を議会発言や県要請につなげてきましたが、コロナ禍は続いています。引続き2021年もみなさんの声を力に働いていきます。 年明けから県知事選と県議補欠選挙が行われます。日本共産党は「県民の命と暮らしを守る」立場をを表明している現職の自主的支援を決定して活動しています。そして、その後に必ずあるのは総選挙です。「自己責任」や「自助」を押しつける自民党政権から一人ひとりを大切にする政治への転換をめざして総選挙に臨みます。
議会内外の活動に協力・支えて下さっている県民のみなさんに感謝しながら、2021年もせいいっぱい努めてまいります。どうぞよろしくお願いします。