2008年

【3月8日】

 女性団体主催の「県議と語る会」に4人の女性県議の1人として参加しました。
 山形県内女性議員の比率は5%で全国最低とのこと、会場からは「なぜだろう」の疑問が多く出ました。県内の市町の女性議員は29人(07年9月現在)ですが、その内日本共産党の女性議員は11人で第一党です。全国でも1074人で女性議員第一党です。政策でも活動でも男性同様に女性自らが前進の道を切り開いてきた政党だからこそと誇りをもっています。
 今後もこの力を大いにいかして連携して活動を展開していきたいと思っています。

【3月2日】

 私が住んでいる滝山地域では、年に2度ほど町内会連合会と在住議員との懇談会が開催されています。2月も、佐藤あき子市議と参加し、それぞれ県、市の新年度予算について報告して話し合いがなされました。
 税収の落ち込みや、低下する食糧自給率に対する不安、ゴミ収集や減量化の課題など質問や意見が出されました。どれも山形や地域を良くしたいという思いが強く伝わってきました。
 こういう方々によって地域が支えられています。議員として、おおいに学ぶとともに、しっかり県政をチェックしなければと気持ちを新たにしました。

【2月14日】
沖縄米兵 少女暴行に抗議する行動に参加

 「戦争体制づくりに反対する山形県連絡会」の行動に参加し、インド洋での米軍への給油再開の動きや沖縄での米兵による少女暴行に抗議するとともに「憲法九条を守り、戦争体制づくりを許さない声を広げよう」と訴えました。

【2月11日】

 憲法改悪反対集会に参加しました。
 集会の記念講演講師の伊藤真氏の講演で、印象に残った言葉は「弱い人間だから過ちを犯す。そのやっちゃいけないことを規定したのが憲法です」の話です。「民主主義でも多数決が正しいとは限らない。多数の権力でもやっていけないのが、基本的人権、国民主権、平和主義をないがしろにすることです。だから、憲法を守る義務があるのは、国会議員や政治家、公務員です」と明確です。では、国民はたえずこの憲法の普遍的な内容を守らせるために監視していかなければなりません。大いに主権者意識を高く持つ必要があります。
 私自身も地方議員として、この奥深い憲法の精神を大切にしていきたいと強く感じました。

【2月3日】
 中国冷凍ギョウザから見える日本の食の実態
                  山形地方農民連総会に出席

 2月3日、山形地方農民連の総会に出席しました。話題になったのは、中国冷凍ギョウザの問題です。県も調査や対応に追われましたが、県内では今のところ冷凍ギョウザと関係する健康被害はないようです。輸入食品に対する様々なチェック体制強化は当然ですが、多くの食品を他国からの輸入に頼らざるをえない日本の状況が問題です。
 生産者、農家の方々の怒りやくやしさは大きなものがあります。「これだけ自給率を低下させて」「やっぱり食糧主権を確立させねば」農民連の会員さんの熱い思いが伝わってきました。『できるだけ国産のものをそして山形のものを』消費者もおおいに声をあげ実践し、食糧自給率向上へ、ともに力を合わせようではありませんか。

【2月2日】
山形女性9条の会戦争体験者の話を聞く会に参加 

 「今語っておきたい、今聞いておきたい」と開かれた山形女性「九条の会」主催のつどいに参加しました。サイパン島での戦争体験や中国残留孤児の戦中戦後の体験を聞くことができました。
 子どもの頃に家族を戦争で失い、恐怖と苦しみを強いられた体験をじかにお聞きすると、命を奪う戦争の理不尽さが伝わってきます。戦争をしない未来のために特に若い方に内容を伝えていかなければと思いました。

総選挙勝利政治の春をよぶ山形のつどい開催
             -高橋ちづ子衆院議員国会報告-

 日本共産党と後援会主催で総選挙勝利をめざす決起と交流のつどいが開催され、佐藤まさゆき1区候補者(比例代表と重複候補)があいさつと決意表明を行い、東北ブロック比例代表候補で現職の高橋ちづ子衆院議員が国会報告をかねて再選勝利を訴えました。
国会報告の中で高橋議員は、道路特定財源の暫定税率をめぐって「つなぎ法案」が撤回されたことにふれ、「議長あっせんでつなぎ法案取り下げとなったが、日本共産党が積極的提案をし野党合意の一定の役割を果たした。国会の場で今後議論を深めていく」と述べ、「後期高齢者医療制度について取り上げた国会質問は、大きな反響があった。4月実施中止や撤回、見直しを求める運動が急速に広がっており、他党議員をも動かしつつある」と展望を示しました。そして、「この間の国会で国民の立場で前向きに国政を動かしてきた日本共産党の議席を必ず勝ちとらせてほしい」と訴えました。

 私自身も「総選挙勝利へともにがんばろう」と呼びかけました。この間、県内各地で同様のつどいが開催されており、私も代理弁士として県政報告をかね、川西町、長井市などでも訴えています。

【1月26日】
後期高齢者医療制度に怒りの声

滝山地域で議会報告をかね、後期高齢者医療制度の学習会を開きました。高齢者を介護している家族や施設の実態を訴える意見や、受ける医療が年齢によって差別されることへの怒りなど口々に出されました。
 各地域の懇談会でも同様の声が聞かれます。小選挙区候補佐藤まさゆきさんと「総選挙で政治を変えよう」と日本共産党の政策を大いに訴えています。

【1月20日】

 1月20日、中国「残留」日本人孤児を励ます会(加藤實実行委員長)が開かれました。政府の責任を明らかにするために裁判に訴えてきた原告団の粘り強い運動と支援の広がりで、政治が動き福田総理が国の責任を認め、議員立法で新支援法ができました。山形県原告団は提訴を取り下げましたが、今後は中国残留帰国者の会として活動をしていくこととしています。当日は原告、関係者、弁護団、支援者など約200名近い参加者がつどい、日本共産党県議団も参加しました。
 原告団長の高橋令子さんがあいさつで「一番うれしい日」と喜びをあらわし、「戦争はいやです。二度と私たちの悲劇を繰り返さないで下さい。憲法9条を守ってください」と述べたのが印象的でした。
 この間、日本共産党の県内地方議員も裁判傍聴や支援、相談活動などで関わってきました。

 県議会でも笹山県議団長が取り上げ、交流事業が実施されています。
「やっと日本人になれた」と語る中国残留帰国者の方々が、人間らしいくらしを送れるよう今後も力を尽くしていきたいと思います。

【12月13日】

 山形県農民連(遠藤重輔会長)が、米価下落に政府のさらなる対策を求める県への要請を行い、日本共産党県議団も同席しました。県からは芳賀泰典生産技術課長らが応対しました。
 農民連参加者からは「田んぼを安く売るどころか『くれてやる』という話まで出る」「農家はこれまで精一杯努力して極限まできている。この実態を県としてぜひ国に伝え、農業を守る姿勢を示してほしい」と切実な訴えが出されました